トラック百科

オトクな情報などトラック買取に関する事をいろいろ集めてみました。

買取前に行われる査定の項目って何があるの?

トラック 査定

トラック買取時の査定の内容について

 トラックを買取ってもらう際は、そのトラックの価値を評価するために「査定」がおこなわれます。

 この査定によって売りたいトラックの具体的な金額が決定するのです。

 しかし、トラック買取業者の査定士は一体、トラックのどこを見て判定するのでしょうか?

 事前に査定するポイントを抑えておけば、対策もできるはず…。

 そこで今回は、トラックの査定項目についてまとめてみました。

そもそも、トラック買取業者の査定士は何者なの?

 さて、トラックの査定はロボットなどがおこなうのではなく、ちゃんとした人間「査定士」がおこないます。

 査定をおこなう査定士は、もちろんトラック買取業者の人ですが、その中でも「中古査定士」という資格を持った人がおこないます。

 この資格を持った人が的確に査定項目を見ることになるので安心ですね。

 では具体的にどこを見ているのか確認していきましょう。

トラック買取査定の基本は…

 トラックだけではなく、自動車全般に言えることですが、基本的には以下の3つを元に査定額が割り出されます。

  • 車種
  • 年式
  • 走行距離

 これに加え、トラックの場合は、荷台の大きさとその状態、エンジンとエンジン回りの状態を重点的に見られます。

 というのも、トラックは荷物を運搬することを目的としているため、荷台、さらにその大きくて重量のある車両を動かすためにエンジンが重要になるのです。

 その他にトラック買取において重要とされているのは、事故歴・修復歴、メーカー・ディーラーの補償、ワンオーナーであるかどうか、付属部品の劣化などを見ます。

トラック買取時の査定項目

 では次に、トラック買取時の細かい査定項目について見て行きましょう。

●エンジンルーム
 基本はエンジンです。

 エンジンの状態や修理の履歴をチェックし、その他オイルやバッテリー、エレメントの状態などを細かくチェックしていきます。

●ボディ
 ボディやガラスなど見た目も非常に重要になります。

 ボディカラーや色落ち具合、汚れやキズ、凹みなどがあるかチェックが入ります。

 ガラスも同じく、キズなどをチェックします。

●足回り
 足回りは車両を動かすためにも重要な箇所。

 ここでは、ホイルやタイヤのキズ、摩擦状態などをチェックし、さらに、マフラーの状態、オイル漏れなどについてもチェックします。

●車内
 長時間運転にもなりかねないトラックでの車内環境はとても重要。

 ここでは、シートの汚れやタバコの焦げ跡、日焼けの程度、ニオイなどをチェックします。

 さらに、窓の開閉に問題がないかもチェックします。

●オーディオ・ナビ
 オーディオやナビの動作具合もチェックします。

 社外品などのオプションはプラスの評価になる傾向にあるようです。

●トランク
 トランクでは、汚れや鉄板部分の錆具合をチェックします。

 やはり重要になってくるのは、綺麗かどうかです。

 さすがに、キズや経年劣化は仕方の無いことですが、それ以外の箇所は掃除をすることで綺麗にすることができます。

 大事に乗ってきたアピールポイントとなり、トラック買取業者の査定士にも好印象なので、査定をおこなう前はピカピカにしておくのが良いでしょう。